駅前の「顔」となる
洗練された佇まいを。
色調の異なる二種類のバルコニー手摺と、マリオンにより意匠性を高めた全邸南向きの爽快なファサード。
エントランスには美しい白壁とのコントラストが印象的な漆黒の石壁を採用。荘厳なゲートを思わせる佇まいが、邸宅感を創出します。
阪急「新伊丹」駅からエントランスへと続く「並木の路」には、平松公園の豊かな緑と呼応するようにリズミカルに植栽を配置しました。
「清酒発祥の地」として栄えた伊丹。
その歴史と風情を受け継ぐ酒蔵をモチーフとした瓦調のタイルや漆喰の白壁を採用。
駅前の「顔」にふさわしい上質な雰囲気を纏います。
ゲートを抜け住まいへとつながるエントランスアプローチ「にわの路」は、大きな庇と白壁で構成された奥行きのある空間。
右手には高木や地肥類など様々な植栽を配し、日本庭園のような和モダンの趣を表現。夜には足元灯がほのかに灯り、またひと味違う表情を魅せてくれます。
壁面にアート作品をあしらったゆとりのエントランスホール。足元には植栽が見える明かり取り窓もあり、オンからオフへとゆるやかに気持ちが切り替わっていく空間です。
ソファとテーブルセットも配しているので、住人様同士の歓談スペースとしても重宝します。
駅と住まいをつなぐふたつの「路」
平松公園からの緑を引き継ぐ「並木の路」、庇や漆喰壁、
庭空間とともに静寂の住まいへと誘う「にわの路」。
緑を媒介としながら街と調和した潤いある佇まいをめざします。
株式会社IAO竹田設計
国際性(Internationality)・環境との調和(Accordance)・独創性(Originality)を社名にした建築設計事務所。大阪、東京、中国などを拠点に、集合住宅、ホテル、商業施設、リゾート開発などの建築設計・監理を担う。2021年度グッドデザイン賞受賞。